痛み対決 尿管結石 vs 群発頭痛

痛みに関する若干の考察

痛み対決 尿管結石vs群発頭痛

群発頭痛に悩まされて30年。

痛みについては、かなりの耐性があると自負して来たが、この度、尿管結石と言う、これまたかなりの強敵に出くわすこととなった。

 

群発頭痛持ちの私としては常に群発頭痛が最大の痛みであると信じ、それに耐えている自分は最強であると信じて生きて来た。

 

ところが2017年11月に尿管結石で、初めて救急車に乗ることとなり、果たして本当に群発頭痛の方が痛いんだろうかと考え始めてしまったのである。

 

まずは、私と群発頭痛、尿管結石の症状についてお話ししたい。

1 群発頭痛

これについては、こちらのブログをご参考ください。

 

2 尿管結石

2017年11月初め、出張先の沖縄での最終日、空港に行く前に昼食を食べている時のこと。

なんだか左の腰骨と肋骨の間辺りが何となく痛む。

トイレに行きたいのかもしれないし、腰痛かもしれないと思い、バンテリンを持ってトイレに向かう。

何も出ないから、これは腰痛だと決め込み、バンテリンを塗ってみるが、効果なし。そうこうしているうちに、痛みがどんどん増し、かなりまずいことになっているのかもしれないと、疑い始める。

何とかトイレから出たものの、痛みはマックスに近づき、内臓破裂でも起こしているのではないかというような恐怖感もあいまり、カウンターのお兄さんに救急車の手配をお願いする。

人生初の救急車だったが、昔、高熱を出して死にかけた時に、家の車で病院に行ったところ、42度も熱のある私に保険証を求めたり、書類を書くように求められたり、酷い目にあったいたので、何かあった時には躊躇なく救急車を呼ぼうと決めていた。

病院のERに運ばれたが、流石に沖縄の病院。医師も大らかなもので、「何だ、鎌倉の人か?いい所に住んでるな」など、全く緊張感がない。最も、悲壮感いっぱいの私にとっては、その緩さが、とても助けにはなってはいたが。一通りの検査をして、検尿コップを見た途端、「こりゃ間違いない、結石だ!ハハハ、そりゃ痛いはずだ!」と、大笑い。バンテリンを握りしめたままベッドで泣きそうになって横になっている私に、「バンテリンじゃ効かないよな!」と、ダメ出しまでしてくれた。

しかし、なぜか全く憎めず、逆に、私のツボにもハマり、泣き笑いをさせてくれた。

この日は、点滴とボルタレンの座薬を入れて、治療終了。

私は、尿管結石であり、地元に帰ったらすぐに病院に掛かること、との二項目を伝えられ、座薬を処方されて、その日の夜に羽田に戻ることになる。

 

さて、鎌倉に戻つた翌日、早速病院にかかり、CTを撮られ、改めて尿管結石だと診断され、あと3回痛みがあるだろうから、覚悟しておいて下さいと言われた。ただ、いつ頃どうなって、どう対処して、いつ終わるのか、など、本当に私が知りたいことについては、何も答えてはもらえなかった。

そこで私なりに調べてみた。

 

1 なぜ痛むのか?

漠然と、ギザギザした石が尿管なり尿道なりを通るから痛いんだと思っていたが、大間違いだった。

まず、腎臓で作られた石が尿管に落ちてくる。すると、腎臓で作られた尿の元になる水分を膀胱に送りたくても送れないことになり、腎臓が肥大化する。そこで腎臓の周りの神経に腎臓がぶつかるような形なり、痛みが出るのである。

痛いのは尿管でも腎臓でもなく、腎臓の周りの圧迫された神経らしい!

しかし、石がギザギザした鉱物の結晶のような形をしていることが幸いし、完全には管を塞ぐことはできず、尿なり、尿の元は少しずつ下に流れ、腎臓はまた元の大きさ近くに戻り、痛みは消失するという具合なのです。

私の場合、大きな痛みは初回を含め2度出たが、2度ともマックスの耐え難い痛みは30~40分ほどで収まった。

 

2. 経過報告

・11月9日発症。痛みレベル10。マックスの痛み。

・12月4~5日左脇腹に鈍痛。痛みレベル1~2。何か痛くて嫌だなと思っているうちに終わる。

・12月30~31日左脇腹痛。最初と同じレベル10の痛み。痛みは30分ほど続き、もう無理、と思うが、やがてスッと痛みは消失。それ以降、何となく下腹部に違和感を覚える。

・1月14日、とうとう石を排出。

 その日いつものように排尿していると、本当に何となくだけど、少し尿の通りが良くなった気がした。

便器の中をよく見ると、何やら黄土色の米粒よりも少し大きめの何かが沈んでいる。ひょっとしたら、子供のうんちの残骸かも知れないとは思ったが、恐る恐る便器の水の中に手を突っ込んで摘んでみると、硬い!すかさず水で洗い流してよく見ると、まるで砂漠のバラの超小型の様な鉱物だった。ナイフの様に鋭い所もあって、小さいけれど、とても美しい石でした。

 

2 対処法と、失敗

さて、ここで水の飲み方についてだが、

1.一気にがぶ飲みしてはいけない。

2.痛みが出たときに飲んではいけない。 

 

1について:医師から指示された対処法は、1日2リットルの水を飲んでください、だった。少しずつ一日中飲むなんて面倒なこと出来るものか。とにかく飲めばいいんだから、ペットボトルに水を入れて、とにかくがぶ飲みしてみた。1回につき500mlを一気のみ。これを最低4回繰り返せば2リットル。それを3日ぐらい続けた頃、ひどい頭痛に見舞われることになる。手持ちの鎮痛剤で対処をはかるが、全く効かない。今までの頭痛とは違う重い痛みで、原因は水を飲んだこと以外考えられない。よくよく調べたところ、水分の取り過ぎによるナトリウム欠乏症、つまり、水中毒らしいと分かる。とりあえず水を飲むのをやめると、痛みはきれいに止まった。定期検診で医師に相談したら、「飲めといっても、飲み方や限度があるでしょ?」と言う。

いやいや、指示されたのは、1日2リットルで、それを忠実に守っただけなんだけど・・・。確かに日頃余り水分は取ってこなかったので、私の体にしてはそれでも大量だったのかもしれない。いずれにしてもそれ以降、ちびちびと小分けにのみ、塩キャンディーをなめるようにしたが、そんな面倒なことが私に続くはずがない。水をわざわざ飲むとのは、結局余り長くは続かなかった。

 

2について:痛みが出ると、「水を飲まなきゃ!」という気持ちが強くなり、つい飲んでしまうのだが、痛いということは腎臓が肥大しているということで、そこにさらに水分を補給してしまっては、痛みが大きく長くなるばかりで、全く良いことはない。痛いときは水分は控えて、痛みが止まるのを待つべきである。

 

さて、痛いときには水分補給を控えるべきだと考えると、果たして本当に水分は取る必要があるのだろうか?という疑問が起こってくる。石を早く追い出すことを目的とするならば、当然そうなのだが、遅かれ早かれ出ることは確かで、その間、別に悪さをするわけでもない。別に石があったって痛くなければ問題はないわけである。腎臓から膀胱まで石が落ちてくるのに、3カ所つかえやすい場所があるというが、つっかえて、痛みが出ても、無理に水を飲んではいけない。「やっぱりどう考えても、水分を多めに取る必要なんかないじゃないか!」と私は考えるのです。

 

尿管結石における私なりの結論:

1.痛みはどうせ30分ぐらいしか続かないし、死にはしないから、痛くてもひたすら耐えるべし。

 2.いつ出てくるのかは分からないから、諦めて痛みが出るまで忘れるべし。

 

痛み対決 : 尿管結石 vs 群発頭痛

 さて、本題の痛み対決だが、どちらも痛みのメカニズムは同じで、神経が圧迫されて痛みが出るということらしい。群発頭痛は、膨張した頭の血管が、脈とともにより広がり、周りの神経を圧迫する。

尿管結石は、結石が尿管を詰まらせて、行き場を失った尿になるべき水分が腎臓を肥大化させ、周りの神経を圧迫する。

場所は違うが、痛み自体は変わらない、と言うのが私なりの結論である。

しかしながら、尿管結石の痛みは、せいぜい30分。しかもそのあとは痛み止めが有効だ。

一方、群発頭痛は、痛みが毎日、しかも私の場合、2時間以上。おまけに鎮痛剤は効かない。それに加えて、治らない。

 

判定 : 痛みに関してはイーブン。しかしながら、しつこさ等における迷惑さに関しては、群発頭痛。よって、総合評価は群発頭痛の勝ちとする‼️

 

皆さん、楽しく健康に過ごしましょう。

我が家の水槽 熱帯魚

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加湿器がわりにと、数ヶ月前にグッピーの水槽を立ち上げた。ただリビングが広過ぎて、加湿の効果は???だけど、子供たちが、張り付いて見ているのは、うれしい。

用意した水槽はジェックス サイレントフィット 500。スリムで邪魔にならないと判断。結果大正解だったと思う。

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付属のフィルターは、静かでとてもよかったけれど、底面濾過方式に変えてみた。

無理やり全面にフィルターを敷き詰め、GEXのコーナーパワーフィルターのモーター部を繋げて出来上がり。

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f:id:agfun:20170602063748j:imageシャワーパイプを繋げて真下に水を噴出させると、きれいな気泡がたくさんでき、予期しなかったけれど、エアレーションをつける必要がなくなった。

 照明は、GEX LEDライト クリアLEDパワーX 4050 

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赤や青の照明は必要ないが、これが一番スッキリしていて良さそうだった。 

 ただしここで少々問題が。

この水槽にはガラスの蓋が付いているんだけど、わが家のいたずら坊主たちが上から抑えて割ってしまうのは十分に予想できる。

ということで、蓋はホームセンターでアクリル板を買ってきて、都合のいい格好に切って置いてみた。

最初はとてもよかったが、板が大きいので、だんだんしなってきてしまい、時々裏表を逆にしてやらなければいけない羽目になってしまった。ケチらずにもっと厚い板にすべきだった。

さて、入れた魚くんたちは、ドイツイエロー(ネットオークションで、10匹300円程で購入)と、赤コリ3匹と、ネオンテトラ6匹。

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敷き詰めた砂利のせいか、かなり白濁した水に入れたのに みんな驚くほど元気で、4ヶ月ほど経った今、グッピーはたくさん子供が生まれ、うち数匹が育ち、チビグッピーも少しいる。上手に世代交代しているようである。

ただし、川で捕まえてきたミナミヌマエビについては、少し困ってしまっている。

捕まえてきたのは3匹。どうせすぐに死んでしまうだろうと思っていたのが、1匹が抱卵し、気がつくとチビエビだらけ。f:id:agfun:20170531151108j:image

最初は喜んでいたのが、よく見ると20匹以上にはなっている。

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しかも、また抱卵してる!このまま、また卵が孵ったらどうしよう・・・。

実は最初このエビ君たちのことをヤマトヌマエビだと思っていて、水槽でヤマトヌマエビを簡単に孵化させた!と自慢しようと思っていたんだけど、嫁さんに「それ、ミナミヌマエビじゃないの?」と言われ、「ぬわぁんだと!横浜にミナミヌマエビがいるもんくわぁ!」と思ったものの、確かにヤマトヌマエビにしては少々小振り。

このエビ君たちは横浜にある境川の支流で捕まえてきたエビ君たちなんだけど、そこには同じエビがいっぱいいる。ミナミヌマエビは神奈川にはいないことになっているみたいだけど、温暖化のせいかな? 

  さて、魚くんたちは何とか生きている。で、水草を何とかしたいのだが、水草は私にはよく分からない世界である。

とりあえずウィローモスを石に巻きつけて入れたのだが、石からは完全に離れて、モジャモジャになってしまっている。グッピーの子供たちの恰好の隠れ場所にはなっているのだが、何となくかっこ悪い。

 

さて、わが家の水槽にミナミヌマエビ3匹が入り、その後どんどん増え続け、ついには100匹は超えようかという勢いで増え続けた結果、どうもグッピーたちの様子がおかしくなってきた。どんどん死んでしまうのである。

そう言えばエビが来てから4ヶ月ほど一度も水替えをしていなかった。ということで水槽の1/3程の水替えをしてみたところ、なんと次の日、何となく水槽がすっきりしている。そのままずっと見ていると、何と、エビ君が大量死している!

水質変化にエビ君たちはとっても弱かったのです。それでもまだ数10匹残っているので、全体としては悪くはないが、子供たちの落胆振りは目に余る物があった。

「お父さんがエビを殺した!」

一方グッピーたちはというと、予想通り、元気を回復しているように見える。

こまめに少しずつ水替えはしなければいけないということを、エビ君たちの大量死で教えてもらえました。